VISSIONとはなにか?
「周囲と自分を含めた将来の理想像・未来予想図である。」
一般にVISSIONをもたないことはネガティブなイメージとなる。
しかし、それは偶然の少ないゲームの話であって、相場や人生には当てはまらない。
VISSIONを持つことの損失
・事実をありのままに認識・認知することを拒む障壁となる。
・ある変化でそのVISSION自体が既に陳腐化している可能性がある。
・VISSIONと少しズレただけでなにかがおかしいと感じてしまい最後の決断力が鈍くなる。
・実は労力を激しく消費する。
・理想像・未来予想図を持つということは、「周囲をコントロールできる」という前提である。確かにコントロールできる可能性はある。そのためには多大な労力・資源が必要だ。自分自身は相場師で、周囲をコントロールするよりもまず、自分をコントロールすることが一番大事となる。だから、理想像・未来予想図を持たない方がよい。
・特に相場では周囲の人が成果・収益との相関性に直接的な関係性はないので有効性が薄い
VISSIONを持つことの収益
・困ったときはVISSION通りに選択すればいいので、人格が安定する。判断スピードが高まる。
・人から口頭の評価を得られやすい。
・VISSIONを想像した時点での欲しいものを得られることになる。(欲しいもの自体が変わる可能性があるが。)
このように考えていくと短期VISSIONを持つことに大きな-はないのかもしれない。
しかし少なくとも長期VISSIONを持つことは、相場師として-な部分が大きすぎるだろう。