2015-05-26 23:10:41
日足、週足、歩みね、分足、銘柄のセクター、日経先物、ファンダメンタル、業績
などから、負ける要素を排除する。そうすると勝てる要素が大きくなったときがでてくる。(ミスプライスの瞬間)
その瞬間に買い注文をだす。
そうすると、負ける要素より勝てる要素のほうが大きいため、下がる可能性が低く上がる可能性が高い訳だ。
しかしながら、買い注文を入れた地点から値上がりしたにしろ値下がりしたにしろ、その現在の価格がミスプライスでなくなる可能性がでてくる。
2015-05-26 17:29:21
相場の信念は
Γ負ける要素を排除していけば自ずと勝つ」
だ。
もちろん、勝てる要素も見ているが、まず負ける要素の排除を考えるという相対的な意味合いもある。
2015-05-26 16:36:55
positionを持つ前の段階では、
世界で一番売買が下手なのは己だという内的な自己イメージを持ち、
positionを持った瞬間から、世界で一番売買が上手いのは己だと振る舞う外的な自己イメージを持つ。
このような二元的なセルフイメージを持つ必要はなにか?
positionを持つこととpositionを解消することは、コインの裏表の関係ではなく、異なった考え方から次元から行動するからだ。
ポジションを持つことは、どのタイミングで当たりが変動するボールを引きはじめるのかであって、ポジションを解消することはどのタイミングでその抽選を止めるかに等しいことだからだ。
positionを持たなければ、資金がリスクにさらされることはない。
positionを持ったときが戦争の始まりとなる。
positionを持つときに、売却の執行は予定されている。
売却の執行は優位性が大きいと判断されたpositionを持つときに決めたことをやるだけだ。自信を持っていい。
2015-05-23 07:07:22
「目に見えるものでは投下資金(投下兵力)と最大損失値幅はコントロールができる。目に見えないものでは期待値がコントロールできる。」
投下資金(投下兵力)と最大損失値幅は、期待値と相関性がある。
投下資金(投下兵力)と最大損失値幅、投下資金(投下兵力)と期待利得の目に見えない値幅が期待値である。
相場においてコントロールができるとは偉大なことである。
コントロールができる部分をいかに巧くやるかで売買成績が決まってくるからだ。
資金のコントロールの大切さは計り知れないものがある。
こう記すと、「正の期待値の高い売買を信用2倍で売買して、その他は売買しない。」
といった極端な資金管理戦略の意見が1人はでるとおもうが、そう単純ではない。
売買は、2種類の大きな目的がでてくるからだ。
1つめは売買で高い成績を収めること
2つめは売買がより上達すること
だ。
当たり前過ぎて、拍子抜けした方もいるだろう。しかし、前述の「正の期待値の高い売買を信用2倍で売買して、その他は売買しない。」の資金管理戦略(以下資金管理戦略A)を採用している方若しくは類似した資金管理戦略を採用している方は、売買における2つの大きな目的を理解しながら行動に反映していることをしていないといえる。
取るべき戦略は「正の期待値の高いと推認できる売買で過去の統計で高い実績を上げている手法では信用数倍を用いる。正の期待値の高いと推認できる売買で高い実績を上げていない売買では最低単元からの売買とする。」である。(以下資金管理戦略α)
資金管理戦略Aと資金管理戦略αの比較優位を抜き出すと
資金管理戦略Aのαと比較したときの優位な点
資金管理戦略αのAと比較したときの優位な点
資金管理戦略Aを採用すると、正の期待値の高いと推認できる売買に気づき、実際の売買に採用すと決断できたとしても、その推認が誤りだった場合は大きなロスが出てくることになる。
正の期待値が僅少な売買若しくは負の期待値がある場合だ。特に大きな負の期待値がある場合は目も当てられない。いままで稼いでいた正の期待値がどんどん削り落とすことになるからだ。
そこで資金管理戦略αを採用してみよう。
そうすると、正の期待値の高いと推認できる売買で、統計的な確信が低い売買では少額資金で売買をし、統計的な確信が大きい売買では、数倍のレバレッジで売買をすることができるのだ。これにより手法自体を損小利大にするだけではなく、
①手法に正の期待値がなかった。
見てきた統計データが少なすぎて優位性の誤認をした場合などはあり得るだろう。
②手法は現実的な売買では困難であった。
例えば、分足の逆張りは近年のハイスピードの売買システムでは困難になったと言える。しかし足を見てるだけだと簡単そうに見える。現実的な難易度は高い売買である。
③売買技術の難易度が高すぎてすぐに適応できずに本来のパフォーマンスをすぐに発揮できない。
このような手法の採用から現実の売買で利益を上げるまでの大障害で発生したディスエッジに投入する資金を小さくすることができる可能性が高い。
損小利大の可能性の高い手法を選択する際に理論的確信だけではなく、少額資金で実験的に売買をし統計的確信を高めてから、実行するべきだということだ。
取るべき資金戦略は「正の期待値の高いと推認できる売買で過去の統計で高い実績を上げている手法では信用数倍を用いる。正の期待値の高いと推認できる売買で高い実績を上げていない売買では最低単元からの売買とする。」である。(以下資金管理戦略α)